技能実習の基本理念
技能実習制度は、我が国で培われた技能、
技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、
当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に
寄与することを目的として創設された制度です。
技能実習法には、技能実習制度が、
このような国際協力という制度の趣旨・目的に反して、
国内の人手不足を補う安価な労働力の確保等として
使われることのないよう、
基本理念として、技能実習は、
@技能等の適正な修得、習熟又は熟達のために整備され、かつ、
技能実習生が技能実習に専念できるようにその保護を図る体制が
確立された環境で行わなければならないこと、
A労働力の需給の調整の手段として行われてはならないこと
が定められています。

ラベル:技能実習制度