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2017年07月16日

「都議選以降」について(2) - 「国民の政治リテラシー・関心の向上」が絶対的に必要

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今後については、悲観論(悪夢の小池百合子首相誕生、など)から若干の希望論(安倍一強よりは移民政策にはマイナスなのでまし)まで様々なシナリオが考えられますが、一つ、これがなくては今後も悲観的にならざるを得ないと思う、絶対に必要なもの。それは、「国民の政治リテラシーおよび政治への関心の向上」です。

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例えば、少し前ですが、北朝鮮情勢切迫(当然、難民の危険性もありました)の真っ最中に、某スポーツ選手の引退が一面報道されました。そのこと自体、異常事態ではないでしょうか?こういう言い方をすると、いわゆるネット保守界隈の方はマスゴミがーと叫ぶのでしょうが、そもそもそうした情報を前面に出すほうが売れ行きが良いということ自体に問題があるのです。大げさな言い方かもしれませんが、「今さえ良ければ、自分さえ良ければ」という国全体の近眼視的風潮を具現化しているように見えて仕方ないのです。

移民問題について、偏りがない討論番組を仮に今全国ネットで放送したところで、「難しいことは考えたくない、わからない」と言ってそもそも関心を持たない人もかなりの数いるのではないでしょうか。但し、一度でも「自分事」として関心を持ち客観的な情報を入手すると、大多数が反対派に回るというのも移民問題の特徴であり、だからこそマスコミも政治家もこれまで触れてこなかったわけですが。そして、その「一度でも関心を持ってもらう」ことを目指して、我々も口コミやポスティング、イベントなどを通して情報周知活動を行ってきたわけです。とはいえ、1億2千万人の国民に周知するには、我々の活動は、近い考え方の他団体の活動を総和してもあまりにも小規模です。

それではどうすればよいか。日本人全体にマインドの決定的変化を促すような歴史的に大きな出来事が国内外で起きない限り、突然移民反対を公約の第一に掲げる政党が過半数を取るようなことは難しいのではないでしょうか。それは、国内で起こることかもしれませんし、海外で起こることかもしれません。あまり言いたくはありませんが、日本に暮らす個々人の生活から見れば望ましくない出来事かもしれませんし、逆に英国のEU離脱やトランプ大統領当選以上にグローバリズムに大打撃を与える大きな出来事という可能性もあるでしょう。一個人の生活としては何事もなく、かつ皆が気づいて外国人を歓迎しないムードが広がっていくのがベストなのでしょうが、頭の体操として、「日本人の誰もが移民問題に自分事として関心を持つほどに政治リテラシーを高めるには」という命題を考えると、どうしてもこのような可能性を考えざるを得ないため、不吉だと批判されるかもしれませんが敢えて記しておきます。

今後何が起こるかわからないからこそ、活動を続けましょう
上記に記した通り、今後何が起こるか、だれにも予測がつかない時代です。だからこそ、「日本人が移民問題やグローバリズム弊害の重大さ・深刻さに覚醒するような歴史的出来事」が仮にでも起きた場合に備えて、移民政策の危険性を引き続き日頃から抗議や意見発信、口コミなどを通して拡散しておく必要があります。

今回にしても、「国家戦略特区」というものがようやく利権構造、いわば汚職の舞台としてクローズアップされましたが、加計学園問題が起こる以前から、「国家戦略特区は特定の企業だけを利して外国人を呼び込み、移民問題のつけを国民に負わせるとんでもない政策」ということを聞かされていて記憶していた人は、今回の事件を機に、「やっぱり」という思いを持った可能性があるのではないでしょうか。報道にもより関心を持ったはずです。つまり、「国民の政治リテラシー向上」に貢献し、かつ良い方向に(国家戦略特区に否定的な方向に)作用した、ということになります。

こうした事例一つ一つが、前回の記事の最後に挙げた「点と線とが繋がる」ことにも貢献します。国民の移民問題に対する意識一つ一つが「点」として、外国人を警戒・区別する風潮という「線」につながり、それはさらに政策の変化であったり、あるいは有事の際に国民がどれだけ移民・難民問題に覚醒するかといったより大きな「線」に繋がっていきます。だからこそ、一人一人が小さな範囲であっても、移民反対派の各人ができる範囲で行動する必要は、今までもこれからも変わらないのです。

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posted by AOI at 21:45| Comment(4) | TrackBack(0) | 保守活動のあり方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月07日

「都議選以降」について(1) - 3つのキーワード

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周知のとおり、都議会選挙の結果で安倍政権・自民党に大ダメージとなっています。ブログ主は、現在の状況について、さらなる移民推進政権が現れる可能性に危機感を抱きながらも、今後一定の期間政局が流動的になり、自民党などの組織が内から壊れる状況となれば、またとない時間稼ぎのチャンスだと考えています。日本人よりも外国人が大好きな安倍政権と自民党、ぜひともこのままレームダック化して、何も決められないまま力を失って時間稼ぎをしていただきたいものです。

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今回の選挙と今後の政局について、「こんな人たち」の一人として、移民反対の立場から考えると、いくつかのキーワードがあります。

一つは「夷を以て夷を制す」
ブログ主の考え方を代弁した記事がありましたので、「国家戦略特区blog」氏より引用させていただきます。
http://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12287160384.html
「確かに都民ファーストの会の政治家もロクな候補がいないと思いますが、安倍政権による日本破壊を止めるには使えるモノは使うべきです。先ずは自民党のボロ負けで安倍総理の暴走をストップさせ、次に「豊洲の女」が有線大賞を取るくらいヒットさせて、五輪前に小池百合子都知事を辞めさせるのが政治の王道ですヨ。」
(「国家戦略特区blog」より)

都民ファーストは自民党に劣らずとんでもない移民推進派の勢力であることは、小池百合子氏そのものが「自民党国際人材議員連盟」の幹部であったことなどからも多くの移民反対派の皆さまがお分かりでしょう。一方、都民ファーストの政策が熱狂的に支持されたわけではなく、「自民でも民進でもない票の入れ先」として、無党派層を中心に多くの票が流れていったと想像します。つまり、「自民党以外に入れる先がないから」という無党派層が瓦解しているということです。そして今後必要なのは、今回夷を制した夷も、近いうちに誰かに制されるか、内輪揉めで自滅することです。それでも、安倍一強体制の崩壊は、移民政策の停滞という点で時間稼ぎになりますから、反対派にはメリットがあるわけです。

二つ目のキーワードは、「組織は内側から崩壊する」
これまでの安倍政権の支持率低下の際と今回が決定的に違うのが、自民党内部の抗争が表面化したことです。これについては、以前に以下の記事で書いた通りですが、どんなに有権者に対して強権的・横暴な政権でも、「内部からの崩壊」に勝つのは難しいです。

組織は内側から崩壊する
http://www.sakuranokai.org/article/448219837.html

今回の自民党の大敗北で、自民党内部での権力抗争や結束力の瓦解が起こります。これまで国益よりも自らの政治生命を優先し、国を破壊する移民政策に何の疑問も持たず賛成票を無言で投じてきた自民党の国会議員たちは、ぜひとも今回も「自らの政治生命が第一」という一貫した行動を取って、これからはどんどん内部抗争を引き起こしていただきたいものです。それこそが安倍一強体制崩壊という国益に資する結果となるのですから…というか、それくらいしか彼ら役立ちませんね。今回の選挙で袂を分かった創価公明党との関係についても、ぜひとも内輪揉めを起こして、亡国勢力同士で互いに消耗していただきたいものです。可能性はまだどれだけあるかわかりませんが、仮に自民党内に分裂、大量離脱といった事象が起きた場合、移民問題にとっては思わぬ恩恵になるかもしれませんし、逆に災難となる可能性もありますが、いずれにしても少なくとも安倍政権の強引かつ狡猾な手法は、「内部からの崩壊」が起これば起こるほど、政治力が分散・政局が流動化しているうちに弱体化していくことでしょう。

そして最後のキーワードは、「点と線とが繋がる時」です。
今年初めに日本・世界の政治経済について「安倍一強体制の崩壊」を予測した人は非常に少なかったのではないでしょうか。昨年の英国EU離脱、米国トランプ大統領誕生に続き、日本でも「まさか」が一つ起きました。今後も、世界中で様々な「まさか」が続くことで、それら一つ一つの点が線として繋がるかのように、5年、10年、20年という単位で見れば一つの世界的なパラダイムシフトとなる可能性があります。それらがもし「反グローバリズム」の方向に作用し、さらには「まさか」が起きた国にもその流れが第二波として還ってくるとすれば、日本もその恩恵に今後預かることが十分可能かもしれません。

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次に、今回のチャンスに際して決定的に欠けていること、そして我々にできることについて、悲観・楽観両面から述べたいと思います。

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posted by AOI at 13:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 保守活動のあり方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月05日

移民推進論者と安倍信者の驚くべき共通点 - 固定観念への執着と「考える力」の欠如

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ブログ主は、自分の子供にどのような人になって欲しいかと聞かれた時、その一つに「自分の頭で考える人になってほしい」と答えています。

前回の記事で、移民推進組織が内部から崩壊する可能性について書きました。また、当会では、口コミにしても凸にしても、「ノンポリ層」を主要ターゲットに、移民反対の意見を広めていくことを主張しています。

いわゆる保守派の方の中には、「保守だけれども安倍政権の本質がまだわかっていなくて支持してる人たち(いわゆる安倍信者)に働きかけたほうが効果的では?」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、政権開始して間もなく(目安として、2013年10月の消費税増税決定前)であればともかく、これほど長い時間目が覚めない人たちを覚醒させるのは、強固な移民推進論者を覚醒させるのと同じくらい困難が伴うと考えています。

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これまで当会を通じて接触してみた実感として、安倍首相支持ありきの、いわゆる安倍信者と、移民推進ありきのグローバリストは、本質は酷似していると考えています。すなわち、

1. 固定観念への執着。
グローバリストや地球市民論者は、そもそも「まず移民(あるいは難民・外国人労働者)を受け入れることは良いこと」という概念を捨て去ろうとしないところに問題があります。つまり、「移民を受け入れない」という選択肢を頭から否定しており、それを提示すると強固に抵抗します。
安倍信者も同様、「安倍首相を支持することは日本のためになる」という考えそのものを捨て去ろうとしないため、少しでも首相を批判することを言うと、たちまち売国奴扱いを始めるのです。

2.自分の頭で突き詰めて考えず、都合の良い面だけを見ようとする。
グローバリストも安倍信者も、論理が矛盾する点に踏み込もうとせず、ただ自分たちの論拠を支える点だけを見ようとします。

例えば、移民推進論者や安倍信者に対して、ブログ主はたびたび以下のような質問をしてきました。
「移民が経済の活性化に繋がると言いますが、それでは移民受け入れによるコスト(治安、社会適応、教育など)と相殺される分はどれくらいだと思われますか?」
「介護に外国人が必要と言いますが、それではその外国人が高齢化した際、もしその多くが永住権や日本に長期滞在する権利を有していたら、老後の面倒は誰が見るのですか?老いたら簡単に自国に帰国するとでもお考えですか?」

「安倍政権は外国人労働者は移民ではないといいますが、それでは安倍政権の推進する、永住権取得促進によって日本に永住する外国人は、帰国すると思いますか? 家族を連れてきた場合、その家族はどのように定義づけますか?安倍政権が言うように、高度人材のみかつ一定の期間を経て彼らを帰国させるには、どのような政策が必要だと思われますか?」

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こうした質問に対して、まともに答えた人は、移民推進論者も安倍信者も実に皆無です。そして、移民推進論者は、「移民反対派こそ鎖国を主張しているのか!」と逆切れし、安倍信者は「安倍さんの他に誰がいる!」「民進党や共産党に政権を取れというのか!」と、左翼の批判にすり替える。これが彼らの実態です。
少なくとも、「アメリカ方式とシンガポール方式、ドバイ方式などを合わせ、帰化や永住の要件を今よりも格段に厳しくし、軽犯罪でも罪を犯した外国人や、妊娠した外国人メイドなどは即刻帰国させる。単純労働者や、日本語を話せない外国人はどんなに長く働いても、永住・帰化できないようにする。」とでも言うのであれば、(ブログ主はその実現困難さという観点から当然支持はしませんが)「意見は違うが、少なくとも政策というレベルで考えてはいる」となるのでしょう。しかし、多面的・中長期的・大局的な視野で政策を考えていると思われる移民推進論者にも安倍信者にも、少なくともブログ主は出会ったことがありません。

なお、移民反対派こそ、移民反対ありきではないか!という意見があるかと思われますが、当会では従来の主張とは逆に、以前開催したワークショップでも「共生できる形で移民を受け入れるにはどうすればいいか」という出発点の議論から始めてみたこともあります。しかしその結論は、「移民を最初から受け入れないのに比べて、社会的・文化的コストがあまりにも見合わない」という理由で、移民反対に行き着いています。

結局のところ何が言いたいかと申しますと、安倍信者を同じ「保守の仲間」と見ていては徒労に終わるだけ。彼らを気づかせるよりも、むしろ、「マスゴミが言うから何となく外国人っていいと思っていた」ノンポリ層、あるいは移民推進組織の中の、組織の論理に従って何となく移民はいいものと思っていた、というような層を切り崩し、内部から組織に働きかけるほうが戦略的にも優れているのではないかと思う次第です。

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posted by AOI at 10:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 保守活動のあり方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする