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イベント・行動情報・レポートまとめ(5月-7月)
【6月2日締切】静岡県で「人口減少についての意見やアイデア」を募集!
陳情書を地元議員に提出しませんか?
外国人労働者雇用の危険性を企業に知らせましょう!
本題の前に、まずは大阪で投票が始まっています。
大阪市民の方がいらっしゃいましたら、投票に行かれる前に、ぜひこちらをご覧くださいませ。
住民投票は当日の呼びかけも可能なので、どんどん反対の呼びかけをお願いいたします。
大阪都構想反対支援動画 ― 移民・外国人労働者・多文化共生反対の観点から
さて、橋下市長が進めたがっている外国人メイドやら特区構想などの前に、遥かにやるべきことがある!ということで、本日は、八重桜の会メンバーが提起していた一人親世帯の話題について、興味深い議論が交わされていましたので紹介いたします。
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一人親世帯の貧困 280万人
養育費がない
6割が実家に戻っていない
保育所が足りない(本当に少子化か?)
保育所は今働いている人を優先
一人親女性は正社員になれない。(非正規が全体の半分を超えている)
最低賃金の仕事を二つ掛け持ちとか・・・・・
先進国で最低のシングルマザーの待遇
このことが周知されない。
周囲の人と心理的に距離ができてしまう。(まわりが実感がない)
福祉貸付金(低利子)もあるが・・・・・
職業訓練もメニューはあるが・・・・
今日、明日大変な人が学校に通えるか?
会社が正社員を受け入れない現実があるのに就労訓練を受けても・・・・
生活保護の受給率は14.4パーセント(生活保護バッシングの影響?)
日本の政府が奨励する女性が活躍、輝くという現実
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これに対するネット上の意見:
就労支援すべき:
「移民よりもシングルマザーの活用を!」
「女性の生活を安定させ、豊かなる社会生活造りが結果として、早期の国の発展に繋がります。
もっと具体的な政策を政府は示すべきですね。」
「何れにしても、労働者人口の激減は見えているので、女性が本気で働ける環境を作る必要性があります。」
経済的援助が必要:
「海外に援助金をばらまくよりは、アメリカみたいに、国内の四割の世帯にフードスタンプをばらまいたほうが、国内の可処分所得が増えて、内需につながります」
「福祉貸付金(低金利)の具体例が分からないので何とも言えませんが、私の場合は母子福祉資金を受けていました。読んで字の如く母子家庭に貸し付けてくれる学資で、卒業後に1万円/月(無利子)を返済します。これが有り難かった。こういう制度は拡充して欲しいです。
※修学資金、修業資金、就職支度資金(子に係わるものに限る)及び修学支度資金については、@親に貸付ける場合は、子を連帯債務者(連帯保証人は不要)、A子に貸付ける場合は、親を連帯債務者とし、利子については引き続き無利子とする。 」
シングルマザー必見!母子家庭を支援する手当と助成金制度まとめ
http://hoken-kyokasho.com/boshikatei-teat
「この間、八重桜の会のワークショップに来てた派遣会社の人が35以上は派遣も難しいって言ってたよ。ほんと低賃金850円くらいの仕事しかないかも。」
自己責任の面もあるのでは:
「シングルマザーに関しては、安いパートしかないとか愚痴ってるのを何人か知っているが、まともに漢字も読み書き出来ない、パソコンはネットのみ、敬語もメチャクチャ。歩んだ足跡因果応報。まぁ一部の方々ですがね〜まず愚痴るならタバコをやめるべき。」
養育費支払いの制度に問題がある:
「もちろんシングルマザーの社会復帰サポートは大事です。でも私は、養育費の支払い義務の徹底を法律化させるのが急務だと思います。養育費は子供の権利。成人するまで支払い続けるのが親の義務です。今のままではその義務を果たさない種馬男がのさばるだけだと思います。子供は一人では作れないはずなのに、離婚したら親としての義務は終わったかのような態度。どうしてその件について日本国内で話題にも乗らないのか、不思議で仕方ないです。その理由が分かる方いたら、教えて下さい。」
「養育費がない。それは、なぜ?チンピラ同士ができちゃった結婚して、その後離婚して後始末は公費というのも、如何なものかと思います。
問題は、貧困の理由ですね。ただ、たいていの人は、いっぱいいっぱいでないでしょうか。」
まとめ:
「どこまでが社会の責任でどこまでが自己責任で、どこからどこまで線を引くのか、誰が引くのか、難しい問題ですね」
「 一言で言えば格差なのでしょうが、国が貧しくなると弱者が切り捨てられますねぇ。ギリシャなんか来月の公務員の給料と年金の財源がないらしいです。自業自得ですが。」
いかがでしょうか。おそらく、同じ「移民・外国人労働者・多文化共生反対」という共通項がある方でこうした格差問題について議論したとしても、一人親世帯や、(外国人問題は別として、日本人のみを対象とした)生活保護の問題について、意見はかなり分かれるところではないでしょうか。また別途取り上げようと思いますが、女性の社会進出についても、同じ移民反対の中でも意見が分かれるところではあります。
そのうえで、ここで重要なのは、誰が正しい・間違っているということではなく、
「複合的・重層的に諸問題を考える」
ということではないかと思います。
このブログでも、「移民・多文化共生問題 x 家族・少子高齢化・子供の教育などの問題」ということで、週末を中心に「家庭コラム」を作っていますが、ある問題を単一の事象として見ず、例えば格差問題について、移民やグローバリゼーションの問題とも重ね合わせて見ることで、日本にとって必要な政策がより深く見えてくるのではないでしょうか。もっと言えば、移民推進派の大きな問題点は、「人手不足だから外国人労働者を入れよう」など、物事を一面的、かつ時間軸も将来を見据えていない稚拙な議論が非常に多い、ということであり、移民反対の立場から問題を多面的にみると、推進派の論理の軽薄さがより浮き出てくるのではないでしょうか。もし目下の移民問題のことで頭がいっぱいになっている方がいらっしゃいましたら、保守層があまり興味を持たない話題も含めた様々なほかの問題にも興味を持って調べてみることをお勧めします。
移民問題を考える際に必要な大局的・世界的視野
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