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2014年09月27日

高度人材・エリート層に限定した移民・外国人労働者受け入れが国益を損ねる理由(3)

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※注意:すみませんが、三宅議員のイベントは席が100席強と限られており、人数オーバーの場合は、入場をお断りすることがあります。その場合、早めに会場にお越しいただいた方、および、フォームやイベントページを通して事前申し込みをいただいた方を優先させていただきますので、現時点で参加予定の方はこちらのフォームにご入力お願いいたします。

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ぜひご協力お願いいたします。


署名: 外国人による家事支援サービス受け入れ緩和およびサービスの利用・促進に反対します。

イベント・行動情報・レポートまとめ(9月-11月)

前回前々回に引き続き、「高度人材・エリート層の外国人を少数受け入れるならいいのでは?」という意見に対する反論です。
このシリーズの最終回として、高度人材の移民や外国人労働者を送り出す国の視点から見た問題を取り上げます。

(5)移民や外国人労働者を送り出す国にとっての頭脳流出・国力低下。
これはよく言われる問題ですが、ポイントは、発展途上国であればあるほど、あるいは移民しやすい隣国があればあるほど、この頭脳流出による影響が大きいということです。前々回の記事でも書きましたが、発展途上国では日本では想像できないほど、教育の格差も大きく、それだけ発展途上国にとってのエリート層は国にとって貴重な存在であるということです。その層に対して、もし「移民」という選択肢が簡単に与えられてしまったとしたら。国の発展に大きく寄与するはずだった人材を外国に持って行かれるということになります。

「そんなの、グローバル競争なんだから、その国が人材を引き抜かれないように鋭意努力すればいいではないか」というグローバリストの皆さまへ。

最近この問題が表面化しているのが医師です。「欧州からの生の声をご紹介」の記事でも、
「スイスは医師、看護師が不足。それをポーランドなどの移民が補うため、スイスのためにはよいが、ポーランドでは深刻な看護師不足となり社会問題となっている。」
とあります。
また、このブログで素晴らしいコメントを書いてくださっているウミユリさんの情報を紹介します。

「南アフリカでは医師や看護師が海外へ移民してしまい、医師不足が深刻になっています。残留した医師の負担は重くなる一方で、南アフリカ人自身が十分な医療が受けられず、苦しむことになっています。
この国では、電力不足も深刻です。発電所はあるのですが、稼働させる技術者が移民してしまい、十分に電力を供給することができないです。
ポーランドでも、医師や高度人材が、海外に移民してしまい、深刻な状況になっていますし、フィリピンも看護師不足が深刻です。
医師や技術者も人間ですから、高給や好待遇にひかれて、海外へ移民してしまうのは、致し方のないことなのかもしれません。高度人材とは、その国の財産であり、それを引き抜くことは、引き抜かれた国に損失を与えることにつながっているのです。高度人材や優秀な人材を海外から呼び寄せようなどといっている移民推進派は、高度人材を奪われた国の国民が苦しむことになるなど考えが及ばないのでしょうね。」

医師不足は国の健康福祉、ひいては人命に重大な影響をもたらします。移民というシステムは、移民を送り出す側の国で、「医師が十分にいれば助かったはずの命」を救えなくしてしまうのです。
グローバリストの皆様、これでも「個人の問題だ、グローバル競争だ」と、簡単に言ってのけることができますか?
いつも「移民や外国人労働者を受け入れないなんてかわいそう、人権侵害だ」と仰るリベラルな皆様、これこそ、「外国の人の人権(生存権)」を脅かしていると思いませんか?

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(6)発展途上国にとっての人材育成の動機を奪い、恒久的に発展途上国化させてしまう。
もし、「せっかく頑張って国内で人材育成しても、優秀な人材の多くは海外に流出してしまう」ことがわかっているとしたら、その国の教育機関にとって人材育成をする動機、あるいは現地の企業で人を育てる動機は、下がってしまうのではないでしょうか。

「自分の国で人材育成できない国」という状態がずっと続くと、その国は恒久的に発展途上国とならざるを得ない、結果として、「国と国との格差」が固定化してしまうことになります。

日本をはじめ、先進国から発展途上国に対してよく金銭的援助が行われていますが、その一方で移民を受け入れていたら本末転倒です。発展途上国を中長期的に支援する方法は、実は、「移民を受け入れないこと」なのではないでしょうか。そうすることで、発展途上国自身が自分の国で人を育て、優秀な人材はその国で自国の発展に貢献し、その人材が教える側の立場になってさらなる優秀な人材が育っていく、という好循環になります。日本にしても、もし戦後非常に貧しかったころ、「豊かになりたい優秀な人は皆日本を捨てて、海外の先進国に移住しましょう!」というようなキャンペーンが仮に大々的に行われていたとしたら、のちの経済発展はなかったのではないでしょうか。人材の流出はもちろん、「それなら日本で頑張らなくてもいい」という風潮が蔓延し、企業も学校も人を育成しなくなった可能性があります。

(7)外交的な共依存関係。
この問題は以前の記事で書いた通りで、「移民する先がないと外貨を獲得できない、自国の経済も成り立たない」ような国になってしまうと、外交面でも不利になってしまうことがあるのではないでしょうか。

要するに、移民政策は移民を送り出す立場になる国にとっても、中長期的には非常に大きな損失を与えることになり、世界中から尊敬される国がとるべき政策ではない、ということです。

これでも日本は移民政策に舵を切りますか?

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【今日の動画・記事】
海外の頭脳流出についての情報を調べてみたところ、英語の記事ですが、国連の調査が出ていましたので紹介します。

Migration and brain drain from Africa acute – Report
http://www.universityworldnews.com/article.php?story=20131011121316706

アフリカや南米における頭脳流出は特に最近深刻になっている。それも小国ほど深刻である。たとえば、アフリカのガイアナで生まれた国民で大卒者のうち、90%がOECD諸国に移住している。バルバドス、ハイチ、トリニダード・トバゴでも同じような状況。続いて、ジャマイカは46%、トンガは46%、ジンバブエは43%、モーリシャスは41%の大卒者が自国を出てOECD諸国に住んでいる、など。結論はさすが国連らしいところがありますが、データは非常に興味深いですので、英語が読める方はぜひお読みになってみてはいかがでしょうか。

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posted by AOI at 08:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 移民問題とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>>日本をはじめ、先進国から発展途上国に対してよく金銭的援助が行われていますが、その一方で移民を受け入れていたら本末転倒です。発展途上国を中長期的に支援する方法は、実は、「移民を受け入れないこと」なのではないでしょうか。

これなど、移民を入れたがる売国企業経営者すら、(確信犯的にでなく)なぜなのか本当にわかっていない者も少なくないのでは? つまり移民推進の自分たちは、人道的で正しい主張をしていると本気で信じ込んでいるからたちが悪い。まして移民問題に疎い一般人は、「貧しい途上国人を受け入れないなんて非人道的」を無条件で簡単に信じてしまいますよね。

>>いつも「移民や外国人労働者を受け入れないなんてかわいそう、人権侵害だ」と仰るリベラルな皆様、これこそ、「外国の人の人権(生存権)」を脅かしていると思いませんか?

そうです! 西尾幹二氏によると、途上国から来日する移民と言っても、実は日本に来るのは母国では貧困層を搾取する側の階級で、現地での本当に貧しく困っている人たちは、(むしろ彼らのせいで)日本への渡航費などとても工面できないとのことです。「本末転倒」「途上国内の貧富の格差は日本の想像を絶する」。まさにその通りです。移民を受け入れることで、この格差をさらに押し広げ、世界中の貧しい人をさらに苦しめる。もしそんなことが本当にうれしいなら、それこそ性根の腐りきった心の貧しい人たちですね。


Posted by がんばるぞ!日本 at 2014年09月27日 11:45
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